ウサギの絵の記憶
子供の頃、動物の絵を描いて色をつけていた。
ウサギを描いたとき、白い色鉛筆で必死に白を塗っていた。
黒で縁取られた輪郭が擦れて濁って、汚れるのが嫌だった。
「水色でうすーく縁取ってみんちゃい。そして中はそのままにしとくんよ。そしたら白に見えるけん。」
水色なのに白に見える。
不思議でたまらなかったし、その錯覚の白にも気づけていたかはわからないけど。
白だけが白じゃないっていう
幼い記憶は
色んなことに感覚してきて
僕の価値観に大きく影響している。
この先も根っこの方ににずっと残るであろう、大切な記憶です。
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