静かな熱の色
前記事で取り上げた作品です。
モデルさんは撮影経験0の大学生の女の子。
僕もほぼ初ロケで、カメラマンなしの自分撮影という笑
なかなか思い入れのある作品です。
『静かな熱の色』
model/アサイリオナ
僕は本が好きで、言葉が好きなので
タイトルは割と日本語です。
語感とか、意味とか、言葉にけっこう詰めたがります。笑
言葉とかイメージコラージュとか、hair以外の要素含めて自分の表現方法だと思っています。
今回はフランス映画の『アデル 〜ブルーは熱い色〜』のタイトルからインスピレーションを受け
オレンジとブルーのコントラストから
イメージを膨らませていきました。
決して派手派手しいわけではなく、やらしくないくらいの、でも目を引く鮮やかな感じ。
言ってることめちゃくちゃですが笑
そーゆうテンションでヘアデザインや衣装を考えていきました。
色で主張してるから、力の抜けた雰囲気のほうがいいな…とか
色がぶつかっても中間色なら今の雰囲気に合うかも…とかですね
ぼくはコンセプトワークをとても大切にしたいので
ちょろっと絵を描いたら、あとは
言葉でイメージ作りをして撮影に臨みます。
そのほうが柔軟に画作りができる気がします。
今回は『静かな熱の色』
主張しない主張というか、意志を感じる静けさみたいなニュアンスです。
凛とした強さを持った女性像がぼくの長年のミューズで、今回もそれにあたります。
とにかく好きな世界観があって、人間像があって、自分印の印鑑を常に押しまくってる気がします。笑
好きなものは大切にしつつ
幅を広げるのが永遠の課題です。
イメージを作るのはむずかしい。
衣装を選んだり、モデルさんを探したり
モデルさんに出会えても
頑張って説得してカラーをさせてもらいカットをさせてもらい
これは本当にかっこいいのか、自己満なんじゃないか。かっこいいけど自己満と言われるんじゃないか…
こう、なんか気を使います。いろいろ。笑
でも、苦労して作ったビジュアルはやっぱり思い入れがあるもので。
何のためにとか、誰に向けてとか、
プロとして作る以上は理由•目的が明確じゃないといけないとは思う。
でもやっぱり1番はやってて楽しいか。
でも、楽しい=楽 ではない。
楽しいと思えるくらい苦しんで作ってるかっていう、それくらい真剣かってことだと思う。
話が脱線しました。笑
また作ったら書きますね、いろんな人に見て欲しいです。
えらそうにすみません😱🌊🌊🌊
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