クレーン
自分はいつか、何かになるんだろうか。なれるんだろうか。毎日は淡々と過ぎていく。ルーティンの飽きからくる苦痛の和らげ方はこの5年間で覚えた。楽しんでいるという感覚を生むのは自分の動き方、受け取り方なのだと知った。
自分を理解して、自分を全うすることは多分こなせてるんだろう。
でもそのままでは、このままでは、自分の殻は破れないような気がしている。自分の歩幅分でしか前に進めない。消費して、消費されていく。今はありえないような、大きなことを見据えられていない。想像力の輪郭がはっきりとして来たように思う。どんどん角は無くなり、無難に生きていく。
穏やかで居心地はいいけれど、そんな生き方は望んでないんだと思う。
殻を破れ、自分を捨てろ。新しい感覚を手に入れろ。撮影後、そんな事を考えながら肉を焼いている。いつも通り、生き急いでるだけなのかもしれない。世間はワールドカップ日本代表初戦で賑わっている。渋谷は関係なく人が多かった。言葉で言うのは簡単だ。
写真は見ての通り関係ないよ。
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